« viにおいてbackspaceが効かないのはどうしてか? | トップページ | google検索結果(web page)の保存と整理方法 »

2013年1月12日 (土)

国税庁ホームページから所得税(income tax)確定申告書作成コーナーを使う

国税庁ホームページから所得税(income tax)確定申告書作成コーナーを使う

Time-stamp: "Mon Mar 12 17:34:28 JST 2012"

インターネット経由で確定申告書の作成からデータ送信までやってしまう e-taxについての記事は多い。申告書の提出を持参または郵送とし、その作 成だけをインターネット経由で国税庁の確定申告書作成コーナーを使う方法 に関する記事は少ない。e-taxの体験記は多くあるが、作成コーナーだけの ものは少ない。

平成24年3月5日(月)雨の降り続く日。所得税の申告案内の封筒に書かれてい る「申告書の提出はe-taxまたは郵送で」の文字が気にかかる。テレビコ マーシャルでも「印刷して郵送も!」と付け加えている。国税庁ホームペー ジの確定申告書等作成コーナーで決算書・申告書が作成できるとある。郵送 用封筒用紙には「e-taxの準備が間に合わない方は、e-taxのメリットはあり ませんが、申告書等のデータを印刷して、郵送等で提出することもできま す。(書面提出)」とある。

e-taxはインターネット経由で申告する方法であるが、これとは別に申告書 を自分のパソコンから国税庁の所得税申告書作成コーナーを利用して作り、 プリンターで紙に印刷して郵送する方法でもよいらしい。作成手順・操作に ついてはインターネット経由のe-taxと紙に印刷しての郵送は同じである。

所得税申告書作成コーナーを使って作成したデータファイルは自分のパソコ ンの中に残る(保存する)。その内容を見るには作成コーナーにアクセイスし てから自分のパソコンに保存したデータファイルを開けばよい。入力した内 容は国税庁のコンピュータに残(保存)されるのではない(たぶん、おそら く)。

実際に使ってみると住所・氏名などの個人情報は(必要があれば、紙に印刷 して提出などに使う)最後に入力するようになっている。所得税額が幾らに なるかは個人情報を入力する以前に計算されて表示される。手書き・手計算 で確定申告書を作る際の検算ツールとして所得税申告書作成コーナーを使う ことができる。

パソコンに保存されるデータサイズ(23年所得申告及び決算書等データ. dataというファイル名であった)は小さい。私が今回使ってみたところ、給 料、年金、農業所得があって22kBという超コンパクトなものだった。何百ギ ガバイトのハードディスクを内蔵する現在のパソコンにとっては嘘みたいに 小さいファイルである。マクロの入ったエクセルのファイルであったならメ ガバイト級はザラにあると思う。

確定申告書作成コーナーから自分のパソコンに保存するデータファイル(拡 張子が.dataのもの)をダブルクリック(右クリックから開く)してはいけない との注意書きがある。ファイルを壊すおそれがあるという。私のパソコンで 試してみると「このファイルは開けません」と拒否される。なぜ拒否される かというと拡張子が.dataのファイルを開くソフトウェア(国税庁謹製の確定 申告書作成用のもの)が自分のパソコンにインストールされているわけでは ないからである。

ブラウザから確定申告書作成コーナーに入って申告書をつくる場合のソフト ウェアは国税庁のサイトにある。そこに自分のパソコンを使ってインター ネット越しで操作する。その成果物のファイルは自分のパソコンにダウン ロードして保管する。入力したデータは、申告書作成ソフトが動いている国 税庁のサイトには保存されない。不特定多数の人が利用する作成コーナーに 入力されたデータを一々保存すると(国税庁側の)保存場所が溢れてしまう。 作成コーナーを終了したなら入力データは直ちにクリアーされる(たぶん)。

ファイルをダブルクリックまたは右クリックから開くときは、自分のパソコ ンにそのファイルを編集するソフトウェアがインストールされてなければい けない。無理矢理にダブルクリックすると「このファイルは開けません」 メッセージが出る。もしパソコンにインストールされている何かのソフト ウェアがファイルの拡張子に.dataを使っていると、そのソフトウェアが開 いてしまう。しかしそのソフトウェアの扱うファイルではないためにヘンな 表示になるか、そのソフトのファイルではないと拒否されるだろう。

そのまま何もせずに終了すればファイルを改変する誤りは起こらない。しか し無意識のうちにファイルを改変してしまい、ソフトを終了しようとしたと きに「ファイルが変更されています。保存しますか」のメッセージが出るこ とがある。メッセージの言っていることの意味が分からなくて、つい保存を 選ぶとファイルを破壊してしまう。そのソフトが理解できないファイルでも そのソフトの流儀(形式)で無理矢理に保存してしまう。

私は、何のファイルか分からないものとか、分かっているものでも無理矢理 にテキストエディターで開いてみることがある。ファイルがバイナリなもの であってもファイルの冒頭とか末尾に意味のある文字列で読めるものがあっ たりする。今回もテキストエディターに読み込んでみたが意味のある文字列 はみつからない。何もせずに終了したのちに再び作成コーナーにアクセスし て自分のパソコンに保存したファイルを指定して編集を続けることができ た。

親父が亡くなった平成3年分の所得税申告が最初の確定申告になった。前年 に確定申告をしていても亡くなった人には申告案内や書類が送られてこない (たぶん)。農業所得を申告しないと不味いのではないかと確定申告の勉強を 始める。

農業所得の計算法は分からない。その当時は地区毎に標準的な収支内訳書の モデルがあって作付面積から農業所得を出している。申告会場に農家別の作 付状況や売上のデータがあり、それを見ながら係りの人が記入してくれてい た。問題は給料を申告書にどう書き込めばよいかである。これも源泉徴収票 を持っていけば申告用紙に書き込んでくれる。それでもよいのだが「自分が 払う税金は自分で決める」べきものとの趣旨から自分で書き込もうとする。

ひどい人は扶養親族の名前すら申告書に書き込んでいない。そのため一人の 申告相談が終わるまでに時間がかかる。申告会場の受付から二、三時間しな いと順番が回ってこない。半日つぶれるのが普通だった。

農業に関しては書き方が分からないので仕方ないが、給料のほうは書き込ん でみようと考える。それには源泉徴収票にゴチャゴチャと書き込まれている データから、どのようにしたら源泉徴収税額をはじきだすことができるのか を知らなければならない。サラリーマンは勤務先の年末調整で一年分の所得 税が決まり、とくに必要がなければ税務署に申告する必要がない。所得税に 関しては勤務先が申告を代行してくれている。つまり勤務先からもらう一年 分の源泉徴収票は所得税の申告書とみてよい。

「給与所得の源泉徴収票」の「支払金額」から「給与所得控除後の金額」が 出てくるからくりを、先ず知らなければならない。ここで「支払金額」と なっている理由は、源泉徴収票を発行したのが支払者(勤務先)であるからで ある。給料をもらう者にとっては収入金額になる。源泉徴収票には支払金額 と書いてあるが、記入すべき申告書には収入金額とある。最初のうちはこん な些細な違いに悩んだりする。

給与所得控除額とはサラリーマンの必要経費に相当する金額であって、これ は支払い金額に一定比率を掛けたものから一定額を足したり引いたりして求 める。ここで使う一定比率や一定額の具体的な数値は「所得税の確定申告の 手引き」に書かれている。前年に所得税の確定申告書を提出した人には1月 の下旬頃に申告の手引きと申告書用紙が郵送される。残念ながら確定申告を しないサラリーマンには送られてこない。確定申告解説本を見るしかない。 「支払金額」から所得控除額(必要経費)を引いたものが「給与所得控除後の 金額」になる。

次に「給与所得控除後の金額」の右にある「所得控除の額の合計額」を差し 引いた金額が「課税される所得金額」になる。「課税される所得金額」に一 定比率を掛けたものから一定額を引いたものが所得税額(源泉徴収税額)にな る。

分かりにくいことに、源泉徴収票には引き算した「課税される所得金額」が 記載されずに省略されている。確定申告書では省略されないので分かりやす い。源泉徴収票の住所・氏名欄の直下にある四つの金額の関係が分かれ ば、おおよそが分かったことになる。

「所得控除の額の合計額」は、横並びに四つの金額のある行以下のデータに 基いて計算される。配偶者、扶養親族、障害者、社会保険料、生命保険料、 損害保険料、住宅借入金等に関して計算する。手引きや解説本と首っ引きに なってこの額が出てくれば源泉徴収票を制覇したことになる。

実物の源泉徴収票が解読できれば確定申告書の書き方をほぼマスターしたこ とになる。あとは類推で分かるようになる。分かってみれば簡単なことでも 本当にこれでよいのかと不安になるものである。税金のプロではないかもし れないが勤務先の事務屋さんがつくった書類(源泉徴収票)は税務署に出すべ き書類の内容に基いたものだから間違いなく正しいのである。これが自分の 手で計算(検算)できたなら自分の理解に間違いはない。

私の手元には「所得税確定申告の手引」税務研究会出版局の平成3年分用の ものがある。親父が亡くなったのは平成3年7月のことだから翌年の申告に備 えて勉強用に買い求めたものである。解説本としてはこれくらいの詳しぎる (たぶんプロ用といってよいのではなかろうか)くらいのものがよい。この本 の終わりにある記入例を真似る。

例年どおりに、先ずは毎年税務署から送られてくる確定申告の手引きと申告 書用紙を元に手計算・手書きで仕上げた。そのあとテレビコマーシャルのい う「印刷して郵送も!」に引かれて国税庁の確定申告書作成コーナーにアク セスしてみる。今まではパソコン(windows me)が古すぎて使えそうにないの で諦めていた。幸か不幸か今年1月にパソコンが起動しなくなるトラブルに 遭う。すでに不時に備えて買い置きしておいたノートパソコンに乗り換え る。これなら大丈夫だろう。手書きの申告書をつくったあとで確定申告書作 成コーナーを試してみようと思いたつ。

windows7の最新パソコンだから確定申告書作成コーナーに対応してない筈は ない。とはいうものの使えるまでにはパソコンの設定を何箇所か変更する必 要があった。それに関する親切丁寧な案内が確定申告書コーナーにあり、そ の通りにすることで使えるようになる。私の場合は次のようであった。すべ てはinternet explorerに関する設定である。

  1. ツール→インターネットオプション→セキュリティ→レベルのカスタマ イズ(セキュリティ設定-インターネットオプション)の終わりのほうの ダウンロードにある三つの項目(「ファイルのダウンロード」、「ファイル のダウンロード時にダイアログを表示」、「フォントのダウンロード」)を 全て有効にする。「閉じる」ボタンを押す。
  2. ツール→インターネットオプション→詳細設定のセキュリティの配下に ある「暗号化されたページをディスクに保存しない」のチェックを外す。 「閉じる」ボタンを押す。
  3. ポップアップブロックを解除する。ツール→ポップアップブロック→ ポップアップブロックの設定ダイアログを表示させる。許可するWebサイト のアドレスに「http://www.keisan.nta.go.jp」を入力して「追加」ボタン を押す。ブロックレベルを「低:安全なサイトからのポップアップを許可す る」にする。「閉じる」ボタンを押す。

いきなり確定申告書作成コーナーにアクセスして使おうとするのは難しい。 私は税務署から送られてきた手引きを使って例年どおりに手計算・手書きで 申告書の下書きを作った。それから確定申告書作成コーナーを利用する。手 書きの申告書の検算ツールとして確定申告書作成コーナーを使ったのであ る。

確定申告書コーナーには注意書きが一杯書いてある。手引きを見なくてもよ いつくりになっている。それらを一々読んでいるとなかなか進まない。すで に下書きがあるので注意書きを適度に読み流して、とにかく数字を入力して 手書き通りのものが確定申告書作成コーナーの画面に現われるかどうかを確 認することにする。

下書きをつくってからパソコンで清書するのはパソコンの使い方を習得する 常道である。私がパソコンを買う動機となったのはワープロソフトの一太郎 で町内会や子供会の行事案内ビラを作ることだった。まずは手書きで下書き を作る。それからパソコンの一太郎の編集画面が下書きと同じ内容になるよ うに入力する。一太郎がストレスなく操縦できるようになるまでは、下書き なしでいきなり真っ白な編集画面に打ち込んでいくということはしていな い。パソコン(一太郎)を清書機械として使っている。

確定申告書作成コーナーに、いきなり打ち込もうとするのは無謀に思える。 慣れたならできるかもしれないが、なにせ一年に一回しか触らないものであ る。経験を積むには年数がかかる。作成から送信までをインターネット経由 で一挙に済ますハイレベルなe-taxを目指さないで、手書きのものを検算す るツールとして使うまでにレベルを下げたほうがよい。

手書きなら下書きの用紙の余白にメモができる。しかし作成コーナーでは必 要な項目以外のメモをパソコン画面の余白に書くことはできない。作成途中 までの成果を自分のパソコンに保存することができるだけである。いちどき に仕上げようとするとおそらくその面倒さに音(ネ)を上げる。

私の場合は、あらかじめ手書きで下書きをつくっていたけれど作業を始めて から終わるまでに1時間半くらいかかった。初めてのことであり、関係ない ところまで覗いたりするのでアッという間に時間がすぎてしまう。その前に internet explorerの設定でパソコンと格闘している。パソコンはもっぱら ネットサーフィンという人にはとても厄介な作業になるだろう。

いきなりパソコンではなくて、手書きの下書きをもとにした清書(検算)にレ ベルを下げると気分的に楽になる。手書きですでに来上がっているのだから パソコンがうまくいかないと焦ることはない。イザとなったら手書きで提出 すればよいのさ、という余裕が出来る。

最近のローカルニュースに、サッカー選手の宮間あやさんがノートパソコン を使って確定申告書(たぶんe-tax)をつくっている様子が流れた。およそ5分 で作成できたとニュースはいう。周到な事前準備があったからこその5分だ ろう。e-taxが初めてなら手書きで下書きをつくっておいたほうがよいと思 う。

世の中がそちら(インターネット、電子情報化)向きに流れているのだから遅 かれ早かれ、いずれは確定申告書をパソコンで作成することを受け入れなけ ればならなくなる。申告会場にはノートパソコンがズラリと並んでいる。 年々その台数が増えているようだ。平成14年から確定申告書作成コーナーの サービスが始まったらしい(e-taxは平成16年開始のようだ)。e-tax(イン ターネット経由の確定申告書提出)についての記事は多いが、確定申告書 コーナーを使っての印刷して郵送は知らなかった。国税庁としてはインター ネット経由を第一にすすめているからだろうか。e-taxは敷居が高すぎて使 う気にならなかった。

手書きから機械による活字印刷へと時代は移っている。そのほうが人間に とって読みやすい。手紙は手書きでないと誠意がないと言われたのは昔のこ とで、今はプリンターで印字して署名だけを手書きにするほうが喜ばれる。 クセのある悪筆な文字より読みやすいからである。

確定申告書が手書きであろうがプリンター印字であろうがスキャナーを使っ て光学文字認識(OCR, optical character recognition)ソフトにより電子情 報化していることは間違いない。コンピューターで定型処理するにはそのほ うが速い。あらかたは機械で処理して問題点だけを人間が精査しているはず である。人間の目にとってもコンピュータにとってもプリンター印字のほう がよいのである。

e-taxで必要な住基カードの電子証明書の有効期間が3年で、更新の度に費用 がかかるのがe-tax普及のネックになっているらしい。そもそも住基カード をつくる人が少ない。本籍地が書かれてないためか運転免許書のように身分 証明書として通用しないことがあるらしい。一年に一度の確定申告のためだ けに電子証明書付き住基カードを作ろうとは思わない。

確定申告書作成コーナーからe-tax送信することになるけれどインターネッ ト経由申告のe-taxばかりを勧めていて、「印刷して郵送!」の方は今まで ほとんど聞いていない気がする(その気がないから注意してないのだが)。 e-tax申告のほうが、「スキャナーでOCR」の手間が省けて税務当局にとって 好都合である。国税庁としてはe-taxにしたいのだけれど移行する人が少な いので「印刷して郵送!」を入れるようになったのではなかろうか。

手書きで清書するよりは確定申告書作成コーナーでつくりプリントするほう が気楽である。書き損じに訂正印を押す面倒がない。二つ折りの確定申告書 用紙をうっかり折り畳んだまま書いてしまうなんて失敗もない。感圧複写が ちゃんと控えに写っているかも心配しなくてよい。

国税の申告や納税などの各種手続きをインターネットを通じて行えるように するシステム。国税庁が運営している。従来、国税に関する手続きは税務署 に申告書を書面で提出するか、送付しなければならなかったが、e-Taxの導 入によりインターネットを通じて自宅やオフィスからも手続きが可能となっ た。2004年6月1日より運用が始まっており、申告できる項目は以下の通り。 (以下省略)
国税庁では、平成14年分確定申告で、申告書をWebサイトから作成、印刷で きるサービスを開始した。オンラインで申告書が印刷できるサービスは初め ての提供となる。
国税庁のサイトでは、毎年確定申告に関するコーナーを設置し、申告の促進 を図っている。昨年までも申告金額のシミュレーション機能や、書類記入方 法の解説などは提供していたが、実際の申告には税務署から申告書を入手 し、記入して提出する必要があった。同庁では今回の作成コーナー設置によ り、用紙入手や手書きで記入する手間が省け、申告促進につながるとしてい る。(注)平成15年は2003年になる。

|

« viにおいてbackspaceが効かないのはどうしてか? | トップページ | google検索結果(web page)の保存と整理方法 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520565/54205376

この記事へのトラックバック一覧です: 国税庁ホームページから所得税(income tax)確定申告書作成コーナーを使う:

« viにおいてbackspaceが効かないのはどうしてか? | トップページ | google検索結果(web page)の保存と整理方法 »