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2011年11月

2011年11月30日 (水)

wiiリモコン(rimocon)が反応しない

wiiリモコン(rimocon)が反応しない

Time-stamp: "Thu May 19 13:33:44 JST 2011"

平成23年5月14日(土)wiiリモコンが反応しない(マウス)ポインタが表示され ない。本体の電源スイッチを押せば本体のランプは点く。コントローラは二 つ付属しているのでもう一台に電池を入れ換えてみる。さらに新品の電池で も試す。コントローラの手元にある四つ並びの紫色インジケーターが点滅す るので電池が悪いことはない。

二台あるコントローラが二つとも悪いとは考えにくい。そこで次にセンサー バーを疑う。なにしろセンサーバーにつながるケーブル(電線)は細くて長 い。余った長さがトグロを巻いている状態でテレビ台のキャスター(移動の ためのコロ、車輪)にからまっている。テレビの向きを変えたりするときに センサーバーのケーブルにコロが乗り上げたかもしれない。ケーブル芯線の 断線かと考える。

センサーバーはどんな電気回路か分からない。それにつながる電線は細いも のでおそらく二線式だろう。芯線間の抵抗をテスター(回路計)であたれば断 線なら無限大、そうでなければ針が振れるはずと思う。私の手元にあるテス ターは数字表示のデジタル式ではなくて、回転針式のアナログ式である。測 定対象にテスターのリード線を当てるときの接触具合によって指示が変動す る。しっかり押し当てないと指針(指示値)が振らつく。アナログ式なら針の 比較的ゆっくりとした揺れ具合(指針式メーターの機械的構造から力学的慣 性により急激な動きはできない)になる。デジタル式は数字がめまぐるしく 変わって状況が分かりにくい。測定値自体が実際に波打つとか回路へのリー ド線の接触状況でふらつくようならデジタル式は不向きである。

センサーバーをwii本体に接続するコネクターのプラグ(オス、凸)とジャッ ク(メス、凹)の構造を見る(オス・メスは生殖器形状を使う露骨な表現だが 一番分かりよい、英語でもmale, femaleを使う、a male screwは雄ねじ)。 プラグ(オス形)の断面は長方形の一つの角が欠けた変形五角形の筒状になっ ておりそれをジャック(メス形)に差し込む。ジャック側は二重円筒状(断面 は変形五角形)になっておりプラグはその二つの筒の間にプラグ側の円筒が はまりこむ形で結合する。プラグの筒状側面に金属が巻きつけられているが それに対応するジャックの外側円筒の内側に金属部分はない。

ジャック(メス形)の内側円筒の外面に金属部分が見える。それに対応する位 置にあるプラグの円筒内側に金属がある。どうやらここが電気的接続部分ら しい。そのあたりにテスターのリード線を当てがおうとするのだがプラグと ジャックのサイズが小さすぎてうまくいかない。センサーバーを分解してプ ラグ側とセンサバー間の一線ずつを当たるのは面倒である。いっそのことセ ンサーバーを新品と交換しようかと思う。最も簡単な修理法はアヤしいと思 われる部品とかブロックとかを新品と交換することである。現在の電子機器 の修理は半田ゴテを使うようなことはしない(出来ない)でソックリ交換する ことがほとんどである。

ネット検索するとニンテンドーの純正品は1785円(1700円プラス5%消費税)で あり、互換品なら1000円くらいからある。

通信販売なら入手までに二~三日はかかる。近くのゲーム機やさんとか電 気屋さんで売ってないだろうか。どうしたものかと考え込むうちに同じ症状で 困った人が解決策をネット上に発信してくれているに違いないとひらめく。実 際に困った人の発信したものを読むうちに本家本元の任天堂ホームページの Q&Aに対処法がある。「灯台もと暗し」であった。

wii本体の電源スイッチを長押し(4秒以上)してランプが赤色になったのを確 認する。wii本体の電源アダプターをコンセントから引き抜く。wiiコント ローラの電池も外す。こうして本体とコントローラの電源を切り離してしば らく待つ(コントローラの電池を外して1分以上とある、本体についての待ち 時間は書かれてない)。ともかく電源アダプターと電池を外して1分待ったら 元にもどす。そしてwii本体の電源スイッチを入れる。そしてコントローラ に電池を入れる。これであっけなく回復する。

ゲーム機は、カセットやcdを取っ替え引っ替えするとかインターネットを通 してゲームをダウンロードすることで何種類ものゲームを楽しめるように なっている。wiiは一つのゲーム専用に作られた機械ではない。ということ はゲーム自体をプログラム(ソフトウェア)とするコンピューターとみてよ い。普通に使うパソコンにトラブルが起きたときは再起動を試してみる。 windowsパソコンならctrl+alt+deleteキーを同時押しするアレである。それ が効かなければ電源スイッチの長押しで対処する。それすら拒否されたら最 後の手段として電源プラグをコンセントから引き抜く。

wiiの電源スイッチは一つのボタンを押すだけでオン・オフする。パチンパ チンとシーソー式に入り切りする構造ではない。ボタンを押したときに接点 が閉じ、ボタンから指を離すと接点が開く単純なスイッチである。AC100Vの 電源線をナイフスイッチのように直接的機械式に接続・切断するものではな い。ボタンが押されたことをスイッチ自体が記憶する機械的な仕組みがな い。

押されたときだけに接点が閉じる単純な構造の押しボタンスイッチにより電 源線を接続・切断するには、人間が機械の電源を入れようとしているのか切 ろうとしているのかを機械側が判定しなければならない。wii稼動中に電源 ボタンが押されたならスイッチを切りたいものと判断し、wiiが休止中に押 されたなら電源を入れるリクエストとみる(wii稼働中に誤って押しボタンス イッチに触れたのをスイッチ切りと判定されては困るので長押し(4秒以上) を求められる)。シーソー式で機械的に回路(スイッチ)の入り切りを記憶す る構造を持たない押しボタンスイッチを使う場合は電気回路のほうで機械の 現況(稼動中か休止中か)と押しボタンが押されたタイミングを照らし合わせ て人間の要求を判定しなければならない。

スイッチの機械的構造(バネ仕掛けとロック機構)で電源の入り切りを保持で きないのなら電気回路(電磁式リレーとか半導体スイッチ)で処理しなければ ならない。そのための電気回路への電力は本体への電源接続・遮断部分より 上流側の電源直結でなければならない。wii休止中のスイッチには赤もしく は橙のランプが点く。このランプの電源はスイッチの入り切りの影響を受け ないように電源線に直接つながっている。ランプだけではなくて主回路電源 を入り切りするための電気回路も電源直結になっている。そういう電源直結 な回路が本体機器が休止中であってもいくらかの電力を消費する(待機電 力)ことになる。

その昔のブラウン管式テレビはスイッチを入れてから画面が映るまでに時間 がかかった。音は出るがなかなか絵が出ない。ブラウン管という真空管の フィラメントが赤熱して働き始めるまでに時間がかかる。そこでテレビを見 てないときもブラウン管のフィラメントに弱い電気を流しておく余熱方式を とるようになる。やがてガチャンガチャンの回転式チャンネル切り替えから リモコン方式になる。テレビのチャンネル切り替えや音量調節に加えて電源 入り切りもリモコンからする。そうなるとテレビ本体はリモコン(リモコン 自体の電気は電池から取る)からのリクエストを常に受付可能でいる必要が ある。そのための電気回路はテレビを見てないときも働いている。ビデオの 録画予約ともなると機械時計式のタイマーではなく電子回路式のものがテレ ビ休止中も動いている。テレビを見てないときもわずかな電気を消費してい る。これらの待機電力が無駄として本体及びリモコン対応回路を含めたすべ てを電源線から切り離す主電源スイッチを設けたりする。

ほとんどの生活家電製品は使わないときでも起動を速くするためとか人間の 要求を監視するための回路が電力を消費している。そしてほとんどの電気製 品はパソコンに似た仕掛けを使っている。パソコンでトラブったときの最後 の手段である電源プラグをコンセントから引き抜く荒技が有効な場合は多 い。パソコンのような再起動という敗者復活的な手段がないなら、先ず電源 スイッチを切って入れ直す。それが再起動になる。さらに電源プラグがコン セントにつながっているかぎり何らかの待機(待ち受け)回路が働いているか もしれない。これらを含めて機械を初期化・再起動するには電源を完全に遮 断する電源プラグ引っこ抜きが必要になる。

最初から電源スイッチの無い電気製品もある。常時待ち受けで働く機械であ る。ファックスとかインターネット接続機器のルーターのように電源スイッ チがはじめからないものである。電話には電気は要らないけれどファックス は電源がなければ動かない。ファックスの挙動がおかしいときの電源プラグ 引っこ抜きがよく効くことを私は何度か経験している。操作を間違えてやや こしくなったときも電源プラグ引っこ抜きで初期状態に戻すと解決すること がある。昔の電気製品は本体の電源スイッチを切ることと電源プラグ引っこ 抜きは同じであった。現代の電気製品を初期化するには本体の電源スイッチ をオフにするだけでは十分でないのである。

我が家のwiiリモコンが反応しなくなった件は、本体の電源アダプターのプ ラグをコンセントから外してしばらく待って元に戻すことで解決した。本体 への電源供給を完全に遮断した再起動(初期化)で復旧したのだろう。

復旧してからセンサーバーについて実験してみた。画面に指差し形の(マウ ス)ポインターが表示されている状態でセンサーバーのプラグを本体から抜 くとポインターが画面から消える。テレビの前面ではなく左右横方向の画面 から外れた位置にセンサーバーを置くいたずらをしてみると、リモコンをそ ちらに向けないとポインターが画面に現われない。センサーバーはテレビ画 面の位置をリモコンに教えている。

ネット検索情報によるとリモコンに内臓された3直交軸加速度センサーによ りリモコンが向けられた方向を検出するらしい。加速度検出でリモコンの向 きの変化は分かるが座標原点(テレビ画面)がどこにあるかが分からない。そ こでセンサーバーの左右にある赤外線発光LEDにより画面のある方向を見つ けるという。テレビ画面近くの凡そ20センチメートルの間隔で離れた赤外線 灯台の位置をリモコンが読み取る仕掛けである。

なお、センサーバーを水平に置かないとリモコンが「めまい」するようでポ インターが画面から消える。センサーバーという名前からするとリモコンか らの情報を受け取っているように聞こえるけれども実態は単にLEDがボーッ と光っているだけでそれをリモコン側で検知しているということらしい(だ からこそサードパーティ製(非純正)のワイヤレスなセンサーバーがある)。

センサーバーが赤外線発光しているかどうかを肉眼で確かめることはできな いが、手近にそれを確かめられる便利なツールがある。ケータイ付属のカメ ラとかデジタルカメラである。赤外線を感知できるだけでなくフィルムの現 像という手間無しで被写体を動画モードでリアルタイムに見ることができ る。ケータイカメラを通してセンサーバーの両端の黒っぽいが赤外線を通す ように見える部分を見ると五つの発光源がある。水平三つ並びの外側を少し 離れた二つで挟み込む配置になっている。もし、センサーバーのケーブルが 断線しているなら発光しないだろう。

デジカメがリモコンの出す赤外線を感知することはwiiにかぎらず他のテレ ビとかエアコンなどのリモコンのチェックに使える。リモコンが効かないと きは先ず電池を入れ換えてみる。それでも直らないと行き詰まってしまう。 そのときはリモコンの発光部分をデジカメに向けて操作ボタンを押してみ る。それで発光が確認できたら機械本体が悪いと判断できる。本体とリモコ ンのどちらに問題があるのかが切り分けられると気分は楽になる。

今までに経験した不都合はリモコンが発光しない故障ばかりだった。リモコ ンならリモコンの何処かに表示されているリモコンの品番(例えばA75C404の ような、これは手元にある効かなくなったナショナルエアコン付属のリモコ ンの品番)をグーグルで検索するとyahooオークション(など)で見つかる。

本体にあるスイッチでとりあえず機器を働かせることはできてもリモコンな しては細かい調節ができない。最近ようやく買えた地デジテレビの本体には スイッチ類が見当たらない。古いアナログテレビなら選局や音量調節が本体 でも出来ていたのだが。もし、リモコンが効かなくなったらどうしようかと 今から心配している。

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