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2011年7月

2011年7月28日 (木)

一人ウォーク(walk)やウォーキング大会を失敗しないコツ(knack)

一人ウォーク(walk)やウォーキング大会を失敗しないコツ(knack)

Time-stamp: "Sat Feb 26 10:13:00 JST 2011"

倉敷ツーデーマーチの40キロ瀬戸大橋コース出発は午前7時、ゴールは午後5 時まで(10時間)とある。そして「正午より前にゴールしてもゴール印は押し ません」の注意書きがある。

チェックポイントは三個所ある。午前と午後に一回ずつ及び昼食場所にな る。

倉敷市役所(スタート)
午前7時出発
熊野神社
8:00~13:00 (スタートから10.2km、残り28.3km)
瀬戸大橋架橋記念館
9:10~13:00 (スタートから21.0km、残り17.5km)(昼食場所)
鷲羽山ビジターセンター
10:50~15:30 (スタートから33.5km 、残り4.8km)
JA岡山漁連ふゅーちゃー(ゴール)
(12:00)~17:00 (スタートから38.5km)
(注)最終チェックポイントからゴールまでの4.8km(1時間)以外の区間は 10km超(約2時間)あり、ここを休憩なしで歩くと失敗する。

38.5kmを5時間から10時間内に歩くからその平均時速は3.85km/h~7.7km/hにな る。これには休憩時間が入ってない。最低の3.85km/hでは休みなく歩かなけ ればならないことになる。それでは実際の歩行速度はどれくらいなのだろう か。それには不動産屋のいう駅から物件まで徒歩何分は分速80メートル (4.8km/h)で計算するというのが使える。私自身の歩く速さがこれに一致し ているようである。

ところで最速7.7km/hの人が38.5kmさきのゴールに到達した5時間後に 3.85km/hの人はスタートから19.25km地点におり残りは19.25kmになる。行列 の最大長さは19.25kmになるかもしれない。

38.5kmを5時間で歩き切る人と10時間かけて歩き通す人がいるとする。5時間 で歩き切る人がゴールしたとき10時間で歩き通す人は中間点にいることにな る。5~10時間で歩く人達の行列の長さは最長で19.25kmになる。実際には大 きな列の後に少人数グループがまばらに続くだろう。途中リタイアもあるか もしれない。ゴールに2時間違いくらいの幅があるとすると連続した行列の 長さは10キロくらいあるのではなかろうか。

平成21年の40キロ瀬戸大橋コースの参加者は778人という。二列になって前 後の人の間隔が1メートルなら歩き初めの行列は凡そ400メートルになる。分 速80メートルならリーダーとアンカーは5分の差になる。ウォーク真っ只中 にいる参加者には行列の長さがどれくらいかはまったく見当がつかない。見 送る人でないと行列の長さが分からない。スタート前の待機場所の中程に並 んでいた経験からするとその2倍の1キロ近い列だったような気がする。それ が歩いているうちに行列の長さが10キロまで伸びてゆくのではなかろうか。

瀬戸内倉敷ツーデーマーチでは参加者が何時何処で休憩を取るかは個人に任 される。これは何処のウォーキング大会でも同じである。自分で適宜に休憩 しなければならない。初めてツーデーマーチに参加したとき休憩を上手に取 ることができなかった。そのため後半の下り石段で左膝に激痛がくる。左膝 の曲げ伸ばしが痛い。

右足で身体を支えて左足膝を曲げないよう先に一段下へ下ろす。左足の膝を 真っ直ぐにしたままで右足を下段の左足に揃えるように下ろす。段差を右膝 の曲げ伸ばしだけで吸収して左膝は曲げ伸ばししないようにする。身体の左 側面を階段下側に右側面を階段上側に向けて蟹の横歩きのように下りてゆ く。ゆるやかな下りスロープでは横歩きできない(格好が悪いし遅くなる)の で膝を伸ばしきらない屁っぴり腰で痛みをかばう(膝関節に掛かる突き合せ 衝撃を和らげる)たどたどしい歩き方になる。

朝7時にスタートしてゴールにたどり着いたのは15時50分ごろであった。当 時は歩行中に時刻と到達点を記録する習慣が身に付いていない。ゴール時刻 もあやふやなところがある。今は長距離を一人で歩くときは休憩を兼ねて目 印のある地点に立ち止まり手帳に書き込むことにしている。ヘンなところで 立ち尽したりしゃがみ込んでいると通り掛かりの人に怪しまれる。手帳を取 り出して書き込んでいるとその場を取り繕えて気分的にも楽になる。ベンチ など座る場所がないところで休憩する際の小道具として手帳は便利である。

全行程が38.5kmを8時間50分で歩いたなら平均時速は4.3km/hくらいになる。 休憩時間を50分とすると4.8km/hで普段の私の標準歩行速度になる。初参加 のツーデーマーチでは昼食休憩の他には殆ど休憩を取っていない。休憩を取 る勇気がなかったのある。トイレ休憩時にしばらくベンチに座る。しかし目 の前を行きすぎる人の列を見ていると気が気ではない。「おいてけぼり」に なるのが嫌で十分な休みを取らないまま行列に復帰してしまう。長い行列か ら抜け出して行き過ぎる人達を眺めながら休憩を取るのはとても勇気のいる ことである。

初参加の3月の倉敷ツーデーマーチは初日の40キロだけで二日目は足の痛み で断念する。4月の讃岐うどんつるつるツーデーウォークは二日とも10キロ に参加した。10キロなら凡そ半分の地点で昼食休憩が入る。午前9時頃のス タートだから10時半前には昼食場所に着いてしまう。弁当を食べるには早 い。そのままゴールに向かっても昼御飯どきには到着できる。実は中間点で 早すぎる昼食を取ることがとても効果的な休憩になる。歩き始めてから30分 から1時間以内に適切に休憩を取ることが疲れと足腰膝の痛みの防止にとて も効果的なのである。

二回目の平成22年3月の倉敷ツーデーマーチは、前年の初参加40キロでの左 膝の激痛に襲われたことから「あつものに懲りてなますを吹く」になり二日 とも10キロとする。おおよそ1時間で昼食弁当による休憩が取れることから 自分で意識して休憩を取らなくても適切に休んでいる。二日とも足に異常は ない。

続く平成22年4月の讃岐うどんつるつるツーデーウォークの初日は10キロと し二日めは20キロに参加する。初日はよかったが二日めは辛かった。自分で 積極的に休憩を取ることができていないからである。中間点での昼食以外に は意識的に取った休憩がほとんどない。2時間近く歩き続けることは危険で ある。マラソン選手は2時間以上も走り続けるけれどもお互いの牽制により 全力と余力を上手に使い分けているのではなかろうか。傍目には休んでいる ように見えないが調節している。日頃の鍛錬の賜物によるところが大きいこ とは間違いないのであるが。

20キロ後半のゴールまでの道のりは遠かった。昼食後からゴールへの道のり にくたびれる。初めて歩くところには土地勘がなくてあとどれくらいでゴー ルなのかの見当がつかないことで余計に疲れる。さすがに疲れはてて家路に ついた。

そして三回目の今年平成23年の倉敷ツーデーマーチ40キロ参加を予定して20 キロ歩きの練習をする。我が家から倉敷ツーデーマーチ瀬戸大橋コースの昼 食場所であるJR瀬戸大橋線児島駅までを歩くと約20キロになる。その三分の 二くらいがツーデーマーチの瀬戸大橋コースと重なる。長距離練習用という か足慣らし、試し歩きのつもりで出掛ける。実は20キロというのも歩いた後 で万歩計に20キロ弱と出たことで知る。初参加で40キロということに似か よったとても無謀なことをやってしまう。午後1時半ごろ自宅を出発すれば 日暮れまでには児島駅に着くだろうというあやふや(アバウト)で歩きだす。

その翌朝最寄り駅までの徒歩20分で左膝が痛い。カクンカクンという傍目か ら見ても気の毒がられるというヘンな歩き方になる。この時点では歩く途中 で適宜休憩を取らなかったことが膝痛の原因であることに未だ気付いてな い。これでは40キロ参加すると初参加のときのような激痛に見舞われること は間違いない。どうしたものかと思案にくれる。

ここで二つのことからウォーキングの途中で休憩を取ることの大事に気がつ く。一つは時折参加する倉敷徒歩の会での20キロ弱の例会での疲れ方にあ る。足に疲れや少しの痛みが出たとしても翌朝の駅までの歩きに困ることは ない。徒歩の会の例会は団体行動をする。リーダーの掛け声で参加者全員が 一斉に休憩(トイレを兼ねる)を取る。強制的に休憩を取るので参加者個人が 休憩のタイミングを考える必要がない。行列の後に付いて歩けば無事歩き通 せる仕組みになっている。

もう一つは初めての40キロマーチの体験の中にある。ほとんど休みなく歩き 続けている私を二度、三度にわたって追い抜いてゆく人がいたことである。 たぶんその人達は健脚で私より足が速いことは間違いない。そして上手に休 憩を取っているからこそ、その間に私が先行することになり、後ろから息も たえだえ状態の私を度々追い抜いてゆくことになったのである。

ツーデーマーチでは休憩の取り方は参加者が自由に決める。初めての参加で は行列に連られてついつい長い時間を休憩なしで歩き通したことで天罰が 下ったといえる。休憩の取り方に失敗したから膝や足を痛めたのである。で はどうやって休憩の間合いを取るか。それは前回の休憩からの経過時間で決 めるしかない。慣れない道であればなおさらである。慣れたら休憩場所が次 第に決まってくる。あの公園とか、あの歩道橋やバス停とか目印ができてく る。

とにかく歩き始めたら腕時計を見ながら休憩場所を探しつづける。30分もし たら適当な場所はないかと目を配る。1時間になる前に休憩場所を見つける ようにする。練習用の20キロ弱コースでの休憩時間は3分か5分にしている。 そのほかに立ち止まって辺りをキョロキョロ見回しそのときの時刻とめぼし い標識とか建物とかを手帳に書き留めることで一、二分の休憩を取る。

3分とか5分休む休憩場所を見つけたらすぐに現在時刻を手帳に書き込む。周 りの景色や天気も書き込む。そして出発時刻を決める。あとは腕時計を見な がら、腰掛けて靴を脱ぎ中に入った砂粒を払うとか足のムレを解放してや る、そして背伸びしたり足の屈伸とかマッサージをする。

このようにして練習用20キロコース二回目を歩いてみると翌朝に残る疲労感 がまったく違う。翌朝の最寄り駅までの20分歩行に難渋することはなくなっ た。その後も何回か同じコースを繰り返して歩いているが翌朝に支障の出た ことはない。一人で歩く長距離ではなかなか上手に休憩が取れない。まして や行列の中に紛れ込んでしまうと流されてしまうのである。行列に置いて行 かれる思いを押し止めて「ワシはここで休む」という確固たる決断が要求さ れる。

一人で歩こうが行列に混って歩こうが休憩の音頭を取る船頭がいないなら自 分自身が船頭にならなければならない。歩き始めた時点から次の休憩のタイ ミングを考え続けなければならないのである。そのためには腕時計を見なが ら休憩場所を探すことである。

最初に倉敷ツーデーマーチに参加した後で万歩計を買った。その万歩計に時 計機能があるばかりに以後のウォーキングでは腕時計をしなくなった。それ が休憩のタイミングをはかるためのネックになってしまう。万歩計はポケッ トに入れているためすぐに時刻を見ることができない。ポケットから取り出 すためにモゾモゾしていると足元がおろそかになる。悪くすれば転倒する かもしれない。そのため時刻を確認する頻度が少なくなる。そして休憩のタ イミングを失してしまうという失敗をするのである。

一人での長距離ウォークや自由歩行のウォーキング大会に参加するときは自 分の判断で休憩を取らないと失敗する。それには腕時計を使い、歩き始めた らすぐに次の休憩を取るタイミングをはかり続けるようにすることが肝要で ある。

かりに40キロウォーキング大会の後半における行列の長さが10キロくらいに なったものとしよう。その行列の中程にいる人が1時間休んだとすれば行列 の最終が近付いてくるだろう。昼食でもないかぎりそんな長時間の休みを取 ることはない。5分間休んで400メートル遅れても大したことではないと達観 する度量が必要である。休めば気力が回復する。遅れは少しずつ取り戻せ る。休むことをためらってはいけない。

私より先にウォーキングを始めた人に足・腰・膝のどこかを痛めて歩くこと を止めたという人がいる。たぶんウォーキング途中で休憩を上手く取らずに 長距離を一人歩きしたか、ウォーキング大会で無理をしたことがたたったの ではないかと思う。自分自身がその道を通ったから余計にそう思う。一人歩 きでもウォーキング大会でも上手に休憩を取れるには悟りが必要である。独 りで人混みの中でポツンと一人ぼっちで休憩するのは恥しい気がする。 ウォーキング大会では人の行列から外れて休む決断がつかない。ついつい行 列に連られて歩いてしまい休憩しない無理をする。

初めて40キロウォーキング大会に参加したとき、歩くなんて屁でもないと 思った。しかし殆ど休憩を取らなかったことでエライめにあった。もっとも そのことが薬になって休憩を取る大事に気付くことができた。失敗すること も悪くはない。何かを得ることができる。失敗を糧にして成長できる。

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