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2010年5月

2010年5月30日 (日)

自動車バッテリー(car battery)自前交換記録

自動車バッテリー(car battery)自前交換記録

Time-stamp: "Wed Mar 24 18:38:20 JST 2010"

自動車バッテリーを自前で交換しようとするとき、先ずは型式を見る。同じ 型式のもので置き換えるのが無難と考える。バッテリーの型式名がどういう 風に付けられているのかを知りたい。

関数電卓とか万歩計などに使われることの多いボタン電池のCR2032という型 番の2032は直径20mm、厚さ3.2mmを表している。このような表し方が自動車 バッテリーにもあると思う。やはり外形寸法が型番に盛り込まれているので はなかろうか。ネット検索で次の有益な記事を見つける。

福井県にある自動車バッテリー専門店(卸直販・通販)(有)ニューエナジー のページに詳しい解説がある。型式と値段だけの通販案内ばかりが検索に ヒットするなかで、喉から手が出るほどに探し求めていたタメになる記事で ある。サイズや分類についての説明がある。他所では見掛けない貴重な情報 源である。この会社では廃棄バッテリーの無料処分を受け付けている。送料 元払いで送ればよい。ここでバッテリーを購入しなくとも受け付ける。

バッテリー上がりでエンジンが掛からなくなった車のバッテリーの型番を見 ると「55B24L」とあった。バッテリーを固定する金具で末尾の「L」が見え にくかった。上記の(有)ニューエナジーのホームページから仕入れた知識に より「B」はバッテリーの短側面の幅×箱高さが129mm×203mmであると知 る。次の「24」はバッテリーの横幅をセンチメートルを表す。つまり、バッ テリーを上から見ると129mm×240mmということになる。

そして型番の末尾には「L」か「R」がつく。これはプラス端子とマイナス端 子の配置を表している。バッテリー上面長手方向端子側を手前に置いたとき マイナス極が右側なら「R」(right)になり、マイナス極が左側なら「L」 (left)になる。

型番冒頭の「55」はバッテリー性能を表す数字になる。上記ページの説明に は次のように書かれている。

「基本的に大きい数字の方が性能は上となります。容量と始動性能から決め られた総合性能を示します。Ah(アンペア)ではありません。現在の数字と同 じか、大きい数字のバッテリーに交換してください。」

現物から読み取った型番の意味を上記ホームページで見つけてから今一度型 番を確認する。メジャーで外箱寸法を測ってみる。とりあえず我が家から一 番近くにあるホームセンターに品物があるかどうかを見にゆく。

ナショナル(パナソニック)製が置いてありピッタリ同じの型番のものはな い。B24L/XAという型番のものが「46B24L, 50B24L, 55B24Lに適合する」と ある。安いものなら五千円くらいのものもあるかと思っていたが穏当相場の 一万五千円だった。売るほうとしては「安かろう悪かろう」より当たり障り のない品物を売ったほうが喜ばれる。安売り店ではないので激安を期待して はいけない。他所に行っても大差はないだろうから、そして動かない車では 困るので買うことにする。フルカワとかユアサといった電池専業メーカー製 のほうが頼もしい気がするがそれを探すのは億劫である。

早速に挿げ替えてみると一発でエンジンが掛かる。実はバッテリーを換えて もエンジンが掛からないことが極々稀にあるらしいということで気が気では なかった。一般的には先ずバッテリーを換えて駄目ならそれから考えようが 普通である。もしそうでなかったら交換が無駄になるが頭をよぎる。そんな 心配はなかった。やはりバッテリーが劣化していたというありふれたトラブ ルであった。

その後に、この記録を書くためにネット検索で次の記事を読む。

メーカーとしての型番はB24L/XA(本体と梱包箱に記載のもの)であり、 「46B24L, 50B24L, 55B24Lに適合する」とある。

パナソニックでは型番冒頭のバッテリー性能を表す数字(46, 50, 55など)の 全てを準備することはせず問題ない性能範囲をグループ化して供給している ようだ。小規模のホームセンターでは置き場所に困るからだろう。フルカワ やユアサなどのバッテリー専門メーカーは修理業向けでパナソニックはDIY (一般販売)向けと棲み分けているように見える。

今回交換したバッテリーはエンジンルームの助手席寄り(左側)外側面近くの 前後奥行の半分辺りに取り付けてある。マイナスアース車なのでマイナス極 はボディー金属側向けとしプラス極はボンネット中央寄りの配置になってい る。外箱の長側面は車体の横幅向きであるためマイナス極が左で型番の末尾 が「L」(left)になる。車体が変形しても真ん中寄りのプラス極がアース側 マイナス極ボディーに触れにくいようにしてある。うまく配置してあるもの だなと思う。

カチカチ音だけでエンジンが掛からない

今回のバッテリー上がりではスターターキーを捻った間だけエンジンルーム からカチカチ、カチカチという音が鳴り響くだけだった。エンジンはまった く回転しない。ブルッとかキュルとかの音はしないでカチカチだけである。

前回のバッテリー上りのときはキーを捻ったら一回だけカチとなって終わり だった。今回はキーを捻っている間は連続してカチカチ音がでる。バテッ リーが完璧に悪いわけではなさそうである。カチカチ音はバッテリーの電力 で発生しているはずだから。ここで疑問が起こる。このカチカチ音はどこか ら発生しているのだろう。バッテリーではなくエンジンを始動させるための スターターモータに問題があるのだろうか。バッテリーを交換すれば治るも のなのか。カチカチ音の発生理由を知りたい。

ネット検索すると「カチカチ音=バッテリー交換」な情報は多いけれど機械 構造までに踏み込んだ解説はなかなか見つからない。検索を続けてようやく カチカチ音の理由が分かった。

スターターモータとエンジンのクランクシャフトが接続されるのはエンジン 始動時だけである。この接続操作がマグネットの電磁力で動かすクラッチ風 の仕掛けを使うようになっているらしい。このマグネットの動作音がスター ターキーを捻ったときのカチ音になる。通常なら同時に始まるスターター モータの回転音でマグネットのカチ音はかき消されてしまう。バッテリーが 元気で一発でエンジンが掛かるときカチ音を聞くことはない。バッテリー上 がりになって初めてカチ音を聞くことになる。聞き慣れない音に慌てる。

バッテリーが弱ってくると、マグネットでスターターモータとエンジンシャ フトはつながれてもモータにエンジンを回すだけの力がない。マグネットや モータに電気が流れ続けるとバッテリー電圧が下がりマグネットの電磁力が 弱って機械的接続を保てない。マグネットが復帰すると電流も切断される。 バッテリー電圧が回復したときにスターターキーが捻られたままだと再びマ グネットが動作する。それがカチカチ音になる。

バッテリーにマグネットを動作させる電力はあるがスターターモータを回す までの電力には不足するときカチカチ音が出る。いよいよバッテリーが上 がってくるとマグネット一回だけのカチ音の力しかなくなる。最終的にはウ ンともスンともいわない状態になる。

「エンジンをかける際に「キュルキュルキュル」というセルモーターの回転 音がしますが、この「キュル、キュル」の音の間隔が長くなってきたら要注 意です。(バッテリーが上がると、カチカチという音がしてエンジンがかか らなくなります。)
消耗したバッテリーを使い続けると、ある日突然エンジンがかからなくなり ます。エンジンをかけるとき、セルモーターが回らず「カチカチカチカチ」 という音がします。カチカチ音がしたら、もうエンジンはかかりません。他 車のバッテリーとブースターケーブルでつないでエンジン始動させるか、 バッテリーを充電、もしくは交換してください。バッテリーの消耗(放電) がひどいときはカチカチ音もしません。」
「カチカチ音の正体はこうです↓
マグネットスイッチ(強い電磁石)がONになる→セルモーターのピニオンギ アが飛び出てモーターに大電流が流れる→電流が足りないので回転させるに 至らず熱として消費されてしまいマグネットスイッチへの電力も足りなくな り保持できなくなる→ピニオンギアが戻ってしまう→電流が流れていた回路 が切断されるので瞬間的に電圧が回復する→マグネットスイッチがONにな る、、、というループを素早く繰り返します。で、何度もトライしている と、そのうちマグネットスイッチすらONにできなくなりカチカチ音もでなく なってきます。」
「特にセルモーターの「マグネットスイッチ」の固着や端子接触不良や内部 端子の摩耗の可能性が高いと思います。この場合マグネットスイッチだけ交 換ができれば(普通はできる)セルモータ一式交換よりは安く済むかも。 (工賃はたいして変わらないと思います)。マグネットスイッチはセルモー ターのピニオンギアをスライドさせた後にモーターに電流を流すコンタクト 的な役割をしているセルモーターを構成している部品の一つです。」
「エンジンには回転を滑らかにするために、大きな円盤(周囲にギアの歯が 付いている)が付いている。キーを回すと、エンジン横に付いている小さな モーター(シャフトに小さなギアが付いている)のシャフトが飛び出して、前 述の円盤の歯と噛み合ってエンジンを回す。カチカチ音がすると言うこと は、シャフトは飛び出すが円盤を回すだけの力がないと言うこと。バッテ リーのターミナルのボルトを少し緩めて、ターミナル自体をグリグリやって から再度締め付けると復活する可能性がある。」
「エンジンをスタートさせるには
  1. キーをエンジンスタート位置へ
  2. スターターモーターについているソレノイドに通電する
  3. ソレノイドがモーターの軸を押し出し、エンジンと接続
  4. 接続すると別のスイッチが入りモーターが回る
  5. エンジンが始動される
  6. キーをイグニッションONに戻す
  7. スターターへの通電が止まる
  8. ソレノイドの通電が止まりモーターの軸が引っ込むと同時にスターターへ の通電も止まる
カチと音がするのは3の軸押し出しで失敗しているときです。(軸の押し出し ができている場合ばガチッッと大きな音がします)今回は2または3で失敗し ているのでしょう。ソレノイドは5000円~、モーターだと3万円~くらい じゃないかな?もちろん工賃は別です。

ブースターケーブルのつなぎ方

故障車も救援車もマイナスアース車とする。先ずバッテリーのプラス極同士 をブースターケーブルでつなぐ。その際に故障車のプラス極にケーブルをつ ないでから救援車のプラス極につなぐ。

一方のバッテリーのプラス極につないでから他方のバッテリーのプラス極 へつなぐまでには、先につないだバッテリーのある車のボディーにこれから他 車へつなごうとするケーブルの他端を誤って触れさせる危険がある。つまり、 救援車または故障車のバッテリーのプラス極とマイナス極をショートさせる恐 れがある。

そのトラブルを避けるために故障車バッテリーのプラス極へブースターケー ブルを先につなぐ。これを逆にすると救援車のバッテリーをショートさせる 危険がある。救援車に迷惑を掛けるトラブルは避けなければならない。そこ で故障車のプラス極につないでから救援車のプラス極につなぐ。

次はバッテリーのマイナス極同士をつなぐ。先に救援車バッテリーのマイナ ス極につないで故障車側につなぐ。このとき故障車バッテリーのマイナス極 ではなく故障車のエンジンブロックにつなぐ。

この順番そして故障車のエンジンブロックにつなぐことにはそれぞれ理由が ある。作業手順は、どうしてその順序にするかの理由を頭に入れておけば迷 わない。日常的にこなす作業なら暗記できる。滅多にしない作業の場合はそ の手順を忘れたときのために、そういう順番になる理由から手順を思い出せ るようにしておくとよい。

電気的には故障車と救援車のバッテリーのプラス極同士およびマイナス極ど うしをつないでバッテリーを並列にする作業である。この際に並列接続が完 成するケーブルの最終接続個所で電気的スパークが発生する。

バッテリーを並列接続にする時点で電気回路が閉じるから最後のケーブル 接続個所で必ずスパークする。スパークは電気回路を切断する場合にも発生 し最初に外す場所で起こる。この火花がバッテリーから発生している(かも しれない)水素ガスに引火する危険がある。

バッテリーの端子部分でのスパークは水素ガスの発生箇所の直近(バッテ リー端子の傍にガス抜き用でもある電解液点検・補給栓がある)で発生する ことになる。これを避けるためにバッテリーから離れた場所でスパークが発 生するようにしたい。そこで救援車バッテリーのマイナス極からのブース ターケーブルを故障車のエンジンブロックへつなぐ。

ところで故障車バッテリーのマイナス極から故障車エンジンブロックの間は アース線でつながれている。バッテリーのマイナス端子でもエンジンブロッ クであっても電気的には同じ電位の場所になる。

故障車のエンジンブロックにマイナス線をつなぐ理由は、故障車バッテリー マイナス極から故障車エンジンブロックへのアース線を経由させることなく 救援バッテリーから故障車スターターモータへブースターケーブルを直結す ることで電気的ロスを少なくすることにある。

スターターモータのマイナス極はモーターボディー(筐体)の金属に直結さ れ、それはエンジンブロックと機械的にも電気的にも強固につながれてい る。

故障車バッテリーのマイナス極から故障車エンジンブロックへつながるアー ス線を通して救援車からの電力を供給するよりは救援車バッテリーマイナス 極からブースターケーブルを通して直接に故障車のスターターモーター直結 するエンジンブロックへつないだほうが電気的ロスを少なくできる。たぶん 故障車バッテリーのマイナスアース線よりはブースターケーブルのほうが太 いからである。そして距離的にスターターモータに近いということは電気的 にも近いということで電気的ロスを少なくできる。

作業終了後にブースターケーブルを外すときも電気的スパークがバッテリー の遠くで起こるように故障車のエンジンブロック部分の接続外しを最初にす る。ブースターケーブルを接続するときとはまったく反対の順番で外してゆ くことになる。

「バッテリー上がりの車のプラス

救援車のバッテリーのプラス

救援車のバッテリーのマイナス

バッテリー上がりの車のエンジンブロック
とつなぐのが正解です。単純にブースターケーブルでバッテリーのプラス同士 マイナス同士をつないだとしても機能しますが、これは危険なんですよ。
バッテリーの端子を最後につなげた瞬間バチっと火花が飛ぶでしょう?この 火花がバッテリーから発生する水素ガスに引火すると爆発するからです。だ から最後はバッテリーから離れたエンジンのシリンダーブロックに接続し て、火花が飛んでも水素ガスに引火しないようにする必要があるんですね。 覚えておきましょう。」
「順番はバッテリーあがり車の+端子→救援車の+端子 →救援車の-端子 →バッテリーあがり車のアース(エンジンブロック等の金属部分)とつなぐ のが正しいやり方です。もちろん、取り外しはバッテリーあがり車のアース →救援車の-端子→救援車の+端子→バッテリーあがり車の+端子です。
しかし、車によってはこの方法ではダメな場合があります。たいていの車な ら上の方法でいけますが、車によっては+端子でアースを取っているケース が存在します。その場合、バッテリーあがり車の-端子→救援車の-端子→ 救援車の+端子→バッテリーあがり車のアース(エンジンブロック等の金属 部分)の順でつなぐことになります。(外す時も、バッテリーあがり車の アース→救援車の+端子→救援車の-端子→バッテリーあがり車の-端子の 順になります。)このようなケースは極めてまれですが、念のため説明書等 でバッテリーあがり時のブースターケーブルの接続方法を確認しておいてく ださい。」
「救援車の+を先に繋いで受援車の+に繋ごうとすると、誤ってクリップが 救援車に触れた時ショートしてしまいます。受援車の+を先に繋げば誤って クリップが触れてもショートはしません。」
「さて、つなぎ方ですが、赤いケーブルを赤同士(+同士)つなげ終わりま したら、【黒い方のケーブル】 ですが、こちらは順番を気を付けて下さ い。つなぐ時は、助ける側の車(バッテリーが正常な車)のバッテリーマイ ナス端子(-)(黒)を最初につなぎます。最後に、助けられる側の車( バッテリーに電気がなくなってしまった車)のエンジンのフック(エンジン をチェーンで引き上げるときに使う部分)につなぎます。
はずす時(片付ける時)は、一番最初に、助けられた側の車(バッテリーに 電気がなくなってしまった方の車)のエンジンのフックを外します。次に、 助けた側の車(バッテリーが正常な車)のバッテリーマイナス端子(-) (黒)を外します。これにも理由があります。バッテリーは水素ガス(とて も爆発しやすい引火性ガス)を発生します。よって、サーキット(電気の通 る回路に実際に電気が流れる流れ)が出来上がった瞬間に火花が散るのです が、バッテリーから発生している水素ガスに火花が届かないように、サー キットが出来る最後の接続は、バッテリーから離れたエンジンフックにつな ぐのです。
助けられる側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった車)のエンジン フックでなければならない理由は、スターターモーター(エンジンを回すた めのモーター)の構造にあります。スターターモーターはマイナス側を直接 スターターモーターボディーにつないでおります。スターターモーターボ ディーは直接トランスミッション(オートとかマニュアルとかのギヤー)に 取り付けられ、トランスミッションとエンジンとは直接取り付け(合体)ら れています。エンジンフックも直接エンジンに取り付けられていますので、 エンジンフックにマイナスケーブルクリップをつないでやるということは、 直接スターターモーターのマイナスに配線したことと全く同じになるわけで す。
ボディーアースという言葉を知っておられるかたは、エンジンフック以外で も、ボディーのどこにつないでも同じと思うかもしれません。実際、マフ ラーにつなごうがホイールナットにつなごうがスターターモーターは回りま すが、サーキットが非常に遠回りになってしまいます。電気的抵抗も増えま すのでエンジンも掛かり難くなります。その点、エンジンフックですと、助 けられる側の車(バッテリーに電気がなくなってしまった車)のバッテリー の“マイナス端子”以上に、スターターモーターに近い位置に接続できると いうわけです。よって、水素ガスの問題のない特殊なバッテリー(完全シー ルドタイプ)であっても、最後の接続は、助けられる側の車(バッテリーに 電気がなくなってしまった車)のエンジンフックがベスト ということにな ります。これにより、正常なバッテリーのプラス端子とスターターモーター についているソレノイドバルブを最短で結び、スターターモーターのマイナ ス側と正常なバッテリーのマイナス端子を最短で結ぶというサーキットが出 来上がるのです。」

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2010年5月20日 (木)

エディタ(editor)の検索機能は超高速カーソル(cursor)移動手段である

エディタ(editor)の検索機能は超高速カーソル(cursor)移動手段である

Time-stamp: "Sun Mar 21 18:07:07 JST 2010"

他人が書いたテキストファイルを読むときの検索は、文章の中から自分の知 りたい個所を素早く見つけるために使う。一ページ25行で十ページくらいな らペラペラとめくって(スクロールして)探すこともできる。日本語の漢字仮 名混じり文なら固有名詞に漢字か片仮名を使うから目立つ。ページ数が多く なるとエディタの画面をスクロールするのが面倒になる。なにより目がチラ チラして疲れる。

そういうときはエディタの検索機能を使う。windowsのエディタである秀丸 とサクラエディタはほぼ同じ操作手順になる。ctrl+f(コントロールキーを 押しながらfキーを押す。fはfindに由来する)をキーボードから打ち込むと キーワードを入力するダイアログボックスが現われる。

キーワード入力欄にカーソルが移動し、そこには検索開始前のエディタ編集 画面上にあったカーソル下の単語(日本語は英文のように単語間を空白で区 切る分かち書きでないため漢字列、ひらかな列、カタカナ列やアルファベッ ト列といった文字種の違いを単語区切りとみなす)が反転表示で入力されて いる。

キーワードがそのままでよいならenterキーを押す。別のキーワードに変更 したいならキーボードから入力してenterキーを押す。すると見つかった キーワードがハイライト表示される。その次を探すときはf3を押す。編集画 面の上方向に戻りたいときはshift+f3(shiftキーを押しながらファンクショ ンキーの3であるf3を押す)を使う。検索ダイアログに対してenterキーを押 した後のキー操作はエディタ編集画面への入力になる。そこで文字入力と見 なされないf3とかshiftキーなどのキーで検索を進めることになる。

私が常用しているvimやmeadowエディタではwindowsエディタのようなダイア ログボックスは現われない。どちらのエディタも編集画面最下行のミニバッ ファと呼ばれる一行分の入力領域に検索のキーワードを入力する。windows エディタのように編集画面を塞ぐ形にはならない。その控え目なところがよ い。ダイアログボックスは、横合いからヌーッと差し出された手のひらで画 面を覆われたようで気持ちが悪い。

vimではescキーを押してコマンドモードに復帰したらスラッシュキー(/)を 押す。そうするとミニバッファにスラッシュが表示されその直後にカーソル が移る。キーワードを入力してenterキーを押すと見つかった場所がハイラ イト表示になる。

meadowではctrl+sによるインクリメンタルサーチを使う。ミニバッファに I-search:と表示されその直後にカーソルが移動する。そこへ一文字入力す る毎に編集画面上で見つかった場所がハイライト表示される。キーワードの スペルを全部入力しなくても目的のものが見つかれば完了してよい。次々に 発見場所を移動するにはctrl+sを連打すればよい。

他人の書いた文章では自分が見つけたいキーワードがどの辺りにあるかは まったく見当がつかない。しかし自分が以前に書いたものとか現在書きつつ あるものでは特定の項目を書きつけた場所の凡その見当はつく。それに補足 事項を書き足そうとしたら以前に書いた場所を探さなければならない。長文 になるとそれに手間が掛かる。そういうときに書くべき場所にカーソルを素 早く持って行く手段としてエディタの検索機能を使う。

とくに長い文章を何日も掛けて書いていると同じような内容を複数箇所に書 いたりする。そういったときに似通った内容を一箇所に集めるにはキーワー ド検索が便利になる。

検索をカーソルの移動手段として使うならキーワードのスペルを全部入力し なくてもよい。あまりに文字数が少ないと見つかる個所が多すぎて困るが、 数回の繰り返しで目的の個所が見つかるならばそれでよいと柔軟に考えるこ とである。編集画面を見ている人間がエディタの検索機能の一部を肩代りす ればよいのである。

「マウスをつかうときは、マウスでしか操作できないようなソフトを使う場 合か、マウスをつかったほうが大幅に効率がいいときだけです。 GUI を 使っていてもほとんどの操作をキーボードショートカットですませます。  これは操作の内容が圧倒的に、キーボードをうつ時間の方が長く、なるべく キーから手を離したくないという心理が働くためです。
もっというとカーソルキーもあんまり使いたくなくて、テキストエディタで は各種カーソルジャンプや増分検索機能をつかってカーソルを”とばし”て 使います。カーソルの移動時間すらおしいわけですね。
UNIX 系のひとで vi を使う方がこの傾向が端的に表れて、vi じゃなきゃ いやだ! というのは、この手のカーソルジャンプが身に付いてしまっている からです。 vi はもともと低速回線の telnet で使うことを想定している エディタなので、ほかのエディタよりもカーソル移動機能が充実しているの です。遅い回線ではカーソル動かすだけで結構な時間ですから!」
「インクリメンタル検索とは、ユーザが 1文字入力するたびに検索を進める という検索手法である。インクリメンタル検索の手法は Emacs などのテキ ストエディタで広く用いられている。
インクリメンタル検索は、テキスト内から目的の情報を探すという情報検索 の用途だけではなく、目的の位置にカーソルをすばやく移動するというテキ スト編集の用途にも広く用いられている。たとえば、テキストエディタで カーソルを遠くに移動したいときに、カーソルキーを何回も叩くよりも、 キーワードの数文字でインクリメンタル検索した方がすばやくカーソルを移 動できることが多い。このことから、インクリメンタル検索は快適なテキス ト編集作業にとって必須の機能といえる。」
「文章中の特定の文字列を、前向きにも後向きにも探す事ができます。文字 列を探すというのはカーソル移動コマンドです。つまり、次にその文字列が 現れる場所までカーソルを移動させるのです。
Emacs の検索コマンドは他の大概のエディタの検索コマンドとは異り「イン クリメンタル」です。検索する文字列をタイプしているそばから検索が起る のです。
検索を始めるためのコマンドは、前向きに検索するならば C-s、後向きなら C-r です。まだです!!今はまだ試さないで下さい。
C-s を打つと "I-search" という文字列がエコーエリアに表示されるのが見 えるでしょう。これは Emacs がインクリメンタル検索という状態にいて、 あなたが探したい文字列を入力するのを待っているのです。<Return> を打 てば検索を終われます。」

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2010年5月10日 (月)

vimとmeadowでテキストファイルにあるurlをブラウザ(browser)で開く

vimとmeadowでテキストファイルにあるurlをブラウザ(browser)で開く

Time-stamp: "Mon May 10 12:17:26 JST 2010"

windowsデフォルトのメモ帳ではない普通のテキストエディタなら文章中の urlをブラウザから開く連携機能が備わっている。私が普段の物書きに使っ ているvimやmeadowでは設定しないとブラウザ連携機能が働かない。今回な んとかならないかとネット検索しvimやmeadowの常用エディタで連携できる ようになる。いままでインストールしていたけれどテキストビューアとして しか使っていないwindowsのエディタの秀丸、サクラエディタ、xyzzyなどで は何も設定しないデフォルトでブラウザ連携していることに気付いた。

テキストエディタとブラウザの連携

たいていのテキストエディタはテキストファイル中にあるurlをブラウザの 入力欄へクリップボード経由でコピーアンドペーストすることなく直接にブ ラウザで開くことができる。

そのことを知るまでは次の手順だった。文章中にあるurlをマウスのドラッ グで反転選択して右クリックメニューからコピーを選ぶ。画面をテキストエ ディタからブラウザに切り替える。ブラウザの最上段にあるurl入力欄を右ク リックしドロップダウンメニューから貼り付けを選ぶ。エンターキーを押し て目的ページへジャンプする。

テキストエディタの秀丸では文章中にあるurlが一般の部分とは違う文字色 で表示される。そのurlの上にマウスポインタを重ねるとポインタの形が矢 印形から右手人差し指を立てた指差し形に変わる。マウスポインタの形はス タートメニュー→設定→コントロールパネル→マウスで設定されている。 windowsの標準なら指差し形になる。

マウスポインタが指差し形になったらマウスを右クリックするとメニューが 展開される。「...を開く」を左クリックするとホームページがブラウザで 開かれる。

サクラエディタの場合もurlにマウスポインタを重ねると指差し形になる。 左クリックするとurlが反転表示になって選択される。右クリックするとプル ダウンメニューが開く。メニューの中に「ブラウザから開く」はない。試しに 左ダブルクリックしたらブラウザで開かれることに気付く。

xyzzyエディタならurlにカーソルがある状態で右クリックして展開するド ロップダウンメニューの一番下に「...(url後半部分)を開く」が現われる。

meadowとブラウザの連携

browse-url.elを使う。これはデフォルトでmeadow/lisp/netに含まれてい る。meadowの設定ファイル ~/.emacs に次の設定を書く。

(global-set-key "\C-xm" 'browse-url-at-point)
(setq browse-url-browser-function 'browse-url-default-windows-browser)

meadowで開いたテキストファイルのurlにカーソルがあるとき『C-xm』 (ctrlキーを押しながらxを打つ、その後にmを打つ)とするとブラウザが起動 されてカーソル下にあるurlのページが開かれる。

vimとブラウザの連携

次にあるutl.vimを使う。

``install details
Download the utl_3_0a.vba file and open it in a Vim. Then follow the instructions (:so %).''

ダウンロードしたutl_3_0a.vbaをvimで開く。そうしたら『:so %』を実行す ることで必要ファイルに分割されてvimにインストールされる。なお、 「so」は「source」の省略形でありファイルを読み込んで実行するコマンド になる。また「%」は現在のファイル名を表す。

vimの設定ファイル ~/_vimrc に次を書く。そうするとurlにマウスポインタ を置き『:Utl』とするとブラウザでカーソル下にあるurlのページを開く。

let g:utl_cfg_hdl_scm_http = 'silent !start D:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe %u'
「<url:...>という形式で書かれたテキストの上にカーソルがある状態で、 Utlコマンドを実行すると、中の文字列に応じてアクションを実行できま す。また、http://..などの一部の記述では<url:...>というように括弧で括 られていなくても実行できます。
Utl.vimは、ファイル名の他、メールアドレス等、カーソル下の様々な記述 を適切なプログラムで開くことが可能です。インストール、使い方に関して 参考にさせて頂いたサイトを以下に示します。
http://d.hatena.ne.jp/ampmmn/20090312/1236829691#
なお、筆者は、Utl.vimの3.0a ALPHA版をダウンロードしました。
上記サイトに記述がありますが、.vimrcまたは_vimrcに以下の記述をする と、Enterキーでカーソル下のファイルを開くことができるようになりま す。(ショートカットキーを使わないなら『:Utl』で開く)
" for Utl
nnoremap <silent> <cr> :silent exe 'Utl'<cr><cr>
ちなみに筆者は、howm形式でメモを書き貯めているため、ファイル名等をや や独自の形式で記述する必要のあるUtl.vimは、現在使っていません。たた し、これから、いろいろなメモをテキストファイルで記述する方には、とて も有益なスプリプトであると思い紹介しました。」
「ファイル中に URL 形式の文字列を記述することで、色々できる Plugin。 例えば、以下のようなことができる。これら二つの機能は欲しかったのでな かなか便利な Plugin かも。
"URL を Firefox で開く(URLが含まれる行で \gu )
let g:utl_rc_app_browser = 'silent !start C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe %u'
"ディレクトリをあふで開く( :Gu . でカレントディレクトリを開ける)
let g:utl_mt_text_directory = ':!start C:\Program Files\afx\AFXCMD.EXE -L"%P\"'
配布ページに書かれたインストール作業をして、「:help utl-start」に従 えば、設定は難しくない。当然のことながら、設定後、vim を再起動させる 必要あり。」

変数名が変更されている。utl_rc_app_browserはutl_cfg_hdl_scm_httpとし なければならない。:help utl-configに書かれている。

let g:utl_cfg_hdl_scm_http = 'silent !start D:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe %u'

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